自慢ではないが、私はアラサー年間、”朝起きるのが苦手”を克服できずにいた。
早起きが苦手どころではない、文字通り朝起きるのが苦手なのだ。ちなみに、当然早起きはもっと苦手だ。
そんな、起床にうっすら悩み続けて早数十年、最近ついに原因及び解決策を見つけたかもしれないので皆々様方にご共有したいと思う。多くの朝苦手民の一縷の希望になれば幸いだ。
- はじめに
まず初めに断っておきたいのは、この記事は睡眠不足や不眠等にお悩みの諸兄に向けたものではないということだ。この記事は、目に付く睡眠の質改善策はやりつくした…睡眠時間は全然足りてるはず…なのに朝起きられない(起きるのがつらい)という同士諸兄に向けたものであることお含み頂きたい。
実際私自身、睡眠時間は安定して8.5時間は確保したうえで、以下の基本的な睡眠の質改善法は実践済みであった。そして、睡眠の質そのものには何の不満もなかったし、日中耐えられないような眠気を日常的に感じていたということもなかった。ただ、朝起きるのがモウレツに辛いというだけだ。
実践していた睡眠改善策
- 寝る前1時間程度は部屋を暗くし、スマホやPC、テレビなどを見ない
- 寝る2時間前までには食事を済ませる
- 入眠の6時間前にはカフェインをとらない
- ぬるめのお風呂に10分程度浸かる
- 就寝前のストレッチ
例えば、私は毎日家を出る20分前に(なんとか)起きていたのだが、長い睡眠時間がもったいなく思い、少々早起きして朝活なるものに挑戦し、意識ピカピカ黄金聖闘士への第一歩を踏み出そうと奮起していた時期がある。しかし、その夢は開始1日目にして無残にも敗れ去った。
その時は、いつもよりひとまず1時間早く起きようと思い、いつもより1時間早くアラームをセットした。まあ多少の二度寝は及第点と自分への甘さを最大限発揮し、その30分後にも予備アラームをセットした。そして、いつも通りの時間に床に入り、2分で深い睡眠へとついた。
翌朝、アラームが聞こえて目が覚めた。一つ目のアラームだ。よくやった自分!えらいぞ!と自分への賛辞をかけながら体を起こうそうとした。……..!!!どうしても体が起こせない!目は覚めている。しかし、体がいうことを聞かない…よし、いったん寝よう!!
そして二度目のアラームがやってきた。目が覚めた。よくやった自分!えらいぞ!やればできる子!よーし、起きよう~~~~無理!!やっぱ無理!!!
結局、いつも通りの時間になんとか起床したのだった。それから2週間ほど毎朝チャレンジしたが、目は覚めるものの、どうしても布団から這い出ることができない。いや、一度は気合で這い出たこともあった。床で寝た。
…というようなどうしようもない同士諸兄が対象となっているのでご了承の上ご覧いただきたい。
2. 結論
早速結論から言おう。
結論は、
気の持ちよう!!
ちょっと待って欲しい。がっかりしないでほしい。帰らないでほしい。もう少し話を聴いてほしい。
上記の出来事から私はずっと、ロングスリーパーなのでしょうがないと自分を説得し早起き聖闘士になることを諦めきっていた。しかし、最近ふと気づいたのだ。旅行の日とかゴルフの日はスッと早起きできるな…と!!!(今更かとも思わないでほしい。)
でもつまりそういうことなのだ。そんなの非日常なとき限定な一時的なものじゃないの?お疑いになる向きもあるだろう。もっともである。しかし、最近の実験によって、マインドセットを少し変える、もっといえば変えようとするだけで劇的な効果があったことが明らかになったのだ。(ドンッ
その方法とは、睡眠を「単なるリカバリータイム」と位置付けることだ。自分にこれを言い聞かせるだけでいい。納得してなくても効果がある!
ここまで読んでくれた起床にお困りの同士諸兄は、睡眠が大好きではないだろうか(名推理)
睡眠が気持ちよくてたまらない、と思ってないだろうか!!
その気持ち、痛いほどわかる!!!…が!その気持ちこそが諸悪の根源なのかもしれない。
つまり、深層心理で「寝ている時間」>「起きている時間」の設定になってしまっているがために、寝起きの意志よわよわモードではその設定を乗り越えられないのではないか。と考える。
そこで、嘘でもいいので「起きている時間」>「寝ている時間」の設定を自分に刷り込むのだ。だまされたと思って、10回唱えてみてほしい。
さんはいっ!「睡眠は単なる回復時間」「睡眠は単なる回復時間」「睡眠は単なる回復時間」「睡眠は単なる回復時間」「睡眠は単なる回復時間」「睡眠は単なる回復時間」「睡眠は単なる回復時間」「睡眠は単なる回復時間」「睡眠は単なる回復時間」「睡眠は単なる回復時間」
このうえで、起きている時間にある楽しいことをひとつ、どんな小さなことでもいいので思い浮かべてから寝るとあなたは七分五厘の確率(自己保身)でいつもより寝起きが改善している!!!かもしれない!!!(自己保身)
(ちなみに私が思い浮かべた楽しいことは、朝ご飯を食べることだ。)
(デブではない)
アデュー!